吉田 毅組織管理本部長

小売業、商社を経て、2003年にヤフー株式会社に入社。中小企業向けの企画販売・プロモーションやサービス企画に従事したのち、人事にて組織改革を推進。現在はSupershipにて人事・法務・総務業務を統括。

宮崎 拓海組織開発室長

新卒でリクルートに入社。人材採用事業の営業と商品企画に従事したのち、株式会社nanapiの取締役に就任。Supership統合に併せて、組織開発業務を担当。


3社統合に向けた調整と、組織力の最大化

吉田:組織管理本部では、財務経理以外の管理系業務全般を担当しています。特に3社の統合前後は、各社の文化を生かしながらひとつの会社になるための社内調整を行ってきました。

宮崎:組織開発室は、組織の「健全性」と「効果性」を高めることを目指しています。Supershipは複数の異なる文化が集まる特殊な会社でもあるため、一つの大きな組織として力を最大限発揮するために、ビジョン・ミッション・バリューの浸透が必要だと考えており、その推進を担当しています。また、従業員満足度を高め、外部調査において「働きがいのある企業」としてランキング入りすることを目標の一つに掲げています。

 

奇をてらわず、各社の文化を最大限生かす

宮崎:スケールアウト、nanapi、ビットセラーの3社が統合する初日のことを社内では「day1」と名付け、その日をどう迎えるかをずっと検討していました。吉田とも話し合い、各社が持つ既存の文化を生かしながら、それぞれの力が最大限発揮できるようにしたいと考えていました。もちろん、統合してみて初めてわかることもたくさんありました。

吉田:統合する3社の他に、Syn.ホールディングス、KDDI、medibaからの出向者も合わせると、全部で6つの会社の文化背景を持ったメンバーが、ひとつの場所で働くことになります。そのため、一人一人が多様性を発揮して価値を最大化するという点に注意しながら統合の準備を進めました。

宮崎:統合の際は、奇をてらうことよりも、既存組織の力を尊重して生かすことを重視しました。まず、会社として最低限機能するためにしなくてはいけないことから優先的に着手しています。大きな仕掛けや、Supershipらしい組織として進化していく取り組みは、まさにこれからだと思っています。

吉田:今回の統合は大きなシフトですね。統合前の既存組織では1社あたり100名規模が最大でしたが、統合により従業員総数200名超の体制にシフトしていくなかで、どうすれば1+1が2以上になれるか、ということを常に考えていました。例えば、評価制度や働く環境をどう整えていくのか、管理職にどのような役割を与えていくのかなど、様々な面で個人がそれぞれの力を発揮できるにはどうすればよいかを日々考えています。

 

経営陣の対話から生まれた5つのバリュー(行動指針)

宮崎:従業員の行動指針である5つのバリューは、各事業責任者や経営陣で議論を重ねた上で作り上げました。統合前からそれぞれの場所で皆が大切にしていたことを、シンプルなキーワードにまとめたもので、私たちの共通言語として力強いものに仕上がったと思っています。

5つのバリューはこちら

吉田:苦労というほどではないですが、15〜16人程度の経営陣で、対話と議論には必要以上に時間をかけました。

宮崎:5つのバリューの中で個人的に大切だと感じるのは「Super honesty」です。仕事は人と人が関わりあって前に進んでいくもので、その関わりあいを支える重要な要素の1つが誠実さだと感じます。関わりあいの質が高まれば、個は組織として機能し、大きな力が生まれます。「人から信頼される誠実さを持つ」ことは、言うは易し行うは難しですが、だからこそ大切なバリューとして扱って、日々意識していきたいと思っています。

吉田:僕は「Superジブンゴト化」と「Super simple」の2つです。ジブンゴト化なくして仕事は楽しめないですし、目的に到達するために、それが本当に正しいのか、本質を突いているのかは常に問わなくてはいけないので、仕事をするうえでとても大切な観点です。また、難しいことをわかりやすく届けることも大切だと思っているので、simpleに思考し、伝えることを常に心がけています。

 

「変わらないもの」を全員が信じられる状態に

吉田:人事としては、会社の業績によい影響を与えるのはもちろんのこと、よりよい人材がより活躍出来る、働きがいのある組織にしていきたいと考えています。人事制度や施策を通じて、ミッションへの貢献を促していきたいです。

宮崎:変化が激しい業界なので、外的環境で前提がひっくり返ったり、その結果事業がピボットしたりすることも十分考えられます。そのような局面において、ビジョンやミッション、バリューといった、「変わらないもの」をメンバー全員が信じられるようにする環境づくりが、組織開発の役割だと考えています。


仕事を楽しみ、思い出にする

吉田:仕事をするうえで最も大切にしているのは、「仕事を楽しむ」ということです。ここでいう「楽しい」とは、掲げた志を達成することを意味します。起きている時間の大半は仕事をしていますし、それに打ち込んでいる時間は楽しいほうがいいですよね。また、楽しむためには、掲げた志や目的を達成するための努力が必要です。さらには、周りが楽しんでいるかどうかも僕は気になります。

宮崎:私は、「その仕事が思い出になるかどうか」を大事にしています。思い出にするためには、MustでもなくShouldでもなくWillを大切にして取り組めているかということ、そしてそれが激しい体験かということが大きく影響すると感じています。激しい体験を共にした仲間は、何年経ってもつながりが続きますよね。仲間同士、本気で取り組んだ仕事の楽しみや苦しみを思い出として分かち合うことは幸せだと感じます。

 

自立したプロ集団

宮崎:社内アンケートを通じて改めてわかったのですが、Supershipのメンバーは、「世の中に大きなインパクトを与えたい」、「会社に強く貢献したい」、「自分の成長に対してストイックでありたい」、など、とにかく仕事にやりがいを求めている人が多いです。

吉田:職場で話を聞いていても、具体的な指示がなくても自らミッションを立てられる、自立したプロが多い印象です。

宮崎:バリューにもあるように、課題をジブンゴト化できる人ですね。会社はまだ立ち上がったばかりで無数の課題が転がっています。これをチャンスと捉えて向き合うことができる人材は、とてもSupershipの風土にマッチすると思います。

吉田:我々の業界は常に変化しているからこそ、変化を好意的に捉えて楽しめる人にジョインいただきたいです。バラエティに富み、ダイバーシティ豊かな組織を目指しているので、少しくらいユニークな方でも紛れて目立たないですし、多様性を受容しているということこそが、組織としての一番の魅力だと感じています。